工法の紹介

1 荷重分布型ジョイント

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既往のジョイント構造は既設RC床版にドリルで孔を開け,ジョイントに配置されている鉄 筋を差し込み,設置する工法です。したがっ て,荷重は鉄筋を通じて床版に集中荷重として作用します。荷重分布型ジョイントは,荷重分布鋼板を 設けることで,輪荷重をRC床版に分布させる 構造であることから,RC床版全体の耐荷力性 能が向上します。既設ジョイントの設置は,4角をアンカーボ ルト,中間部に数か所のアンカー筋で設置することから,設置による損傷の低減や施工時 間の短縮が図られます。

2 MMジョイントDS型

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MMジョイントDS型の特徴は,●快適な走行性●高い防水性●優れた耐久性●容易な施工性
●優れた耐震性です。材料には,APJ-150バインダーに有機繊維を配合し,これに専用の骨材を組み合わせた弾性体です。したがって,本来の伸縮装置としての役割を果 たすほか,弾性体であるので耐震性 に優れた埋設ジョイントです。

3 EQM-J工法

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旧ジョイントの撤去作業は,RC床版や橋 台をブレーカ等による斫り作業が行われます。 この斫り作業で発生する微細なひび割れを 「浸透性KSプライマー」で補修します。補修 界面には「KSボンド」を塗布して,リフレモ ルセットを打ち込みます。その後,MMジョイントDS型埋設を設置し ます。この工法が「EQM-J工法」です。この 工法を用いることで,打ち継ぎコンクリートと 一体化されます。

4 EQM-J-G工法(不陸修正40mm以上)

4-1 EQM-J-G工法(不陸修正40mm以上)

旧ジョイント撤去することで既設RC床版の厚さが減 少します。EQM-J工法では,既設RC床版の厚さに戻す 「不陸修正」を行います。不陸修正厚が50mm以上の場合は,斫り後に引張補強 筋であるグリッドメタル筋を配置し,2種類の接着剤を 塗布して,リフレモルセットSFを打ち込み補強します。

5 SMジョイント(ゴム劣化取替工法)

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伸縮装置本体の耐用年数は30年程度と言われておりますが,遊間部の伸縮ゴム(1次止水材)の耐久性は10年程度です。伸縮ゴムが劣化することで遊間部から雨水が 浸透し,鋼製支承はさびの発生やコンクリート 橋主桁では漏水の浸透による損傷など,橋梁に 悪影響を及ぼす要因となります。伸縮部(遊間部)にはクロロプレンゴムが一 般的に使用されておりますが,基準耐用年数は 10年であります。紫外線などの外的要因を考慮すると寿命は更に低下します。遊間部や地覆の隙間には劣化したゴムの取替え補修には「特殊ウレタン系樹脂材(I型)」 あるいは「APJ-150バインダー(II型)」,「ポリ ブタジエン系樹脂材(III型)」を用いて補修を 行います。これらの材料を用いる補修法を「SMジョイ ント(ゴム劣化取替)工法」と称してます。

6 EQM工法(RC床版の補修・補強)

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ジョイント付近の橋梁床版はジョイントの段 差による荷重変動やコンクリートとアスファル トと強度差により,ジョイントから2.0m付近は 大きな損傷を受けています。場合によっては抜け落ちに発展する可能性があります。このよう なRC床版の部分補修には「EQM工法」で補修します。

7 取替RC床版(取替RC-O)

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既に下面から補強が施されたRC床版は 再劣化が生じています。とくに,鋼板接着 補強したRC床版は,橋面や下面の損傷は 軽微ですが,内部のひび割れ損傷が著しい傾向にあります。 再劣化したRC床版の補強対策としては 取替RC床版が適しております。

8 ボックスカルバートの補強 (EQM-G-K工法)

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溝橋(ボックスカルバート)においても,ひび割れの 発生,漏水,はく落などの損傷など老朽化が進行してお ります。 土被り1.0m以下のボックスカルバートは道路橋として取 り扱われ,その補修・補強対策が急務となっております。 ボックスカルバートの補強においては,建築限界を考 慮した場合,補強厚を最小限にし,補強効果を向上する 対策が必要です。 ボックスカルバートの補強法として,EQM-G-K工法を 取り入れております。

9 RC部材のひび割れ補修

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道路橋RC床版は,輪荷重走行によりひび割れ が発生し,漏水に伴い遊離石灰も発生しています。 ひび割れには,下面から発生するひび割れや RC床版内部に発生する水平ひび割れがあります。 とくに,床版内部に発生する水平ひび割れについ ては発見しにくい損傷であります。水平ひび割れ はRC床版の寿命に大きく影響します。 これらのひび割れ補強法には浸透性接着剤注 入によるひび割れ補修工が必要です。

10 コンクリート部材の強度測定法

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コンクリート構造物,とくにRC床版は,疲労損傷 や雨水の浸透により,遊離石灰や土砂化,内部に おいては水平ひび割れの発生など,多くの損傷が あります。また,塩害,中性化,ASRなどにより材 料の劣化もあります。補修・補強する前に,補強後の耐久性の向上を 図るためにコンクリートの圧縮強度が24N/mm2以 上であることを診断する必要があります。