工法の紹介

ゴム劣化取替工法
(SMジョイント)

橋梁の伸縮装置本体の耐用年数は30年程度と言われていますが、
遊間部の伸縮ゴム(1次止水材)の耐久性は10年程度です。

伸縮ゴムが劣化することで遊間部から雨水が浸透し、
鋼製支承のさびの発生や、コンクリート橋主桁での漏水の浸透による損傷など、
橋梁に悪影響を及ぼす要因となります。

伸縮装置の本体は健全である状態で、
伸縮部のゴムのみが劣化している場合、
ゴムを交換することで、伸縮装置の長寿命化を図ります。

特徴

・主剤、硬化剤、添加剤で構成され、ハンドミキサーで練り混ぜが可能です。

垂れない性質(ノンサグ性)があるので、地覆などの垂直部分にも施工が可能です。
 路面と地覆に連続的に充填できるので、より止水性を高めることができます。

適用条件

適用対象とする伸縮装置のタイプ
■荷重支持型
 鋼製 簡易鋼製形式、ゴム製 ゴム+鋼製形式、ゴム製 ゴム製伸縮装置
■突合せ型
 鋼製、ゴム製

*フェースプレートが薄いタイプの鋼製ジョイント1(STジョイントなど)、スライドジョイントでは、 設置に必要な35mm以上の厚さが確保できないため、原則として適用できません。
*もともと伸縮装置が入っていない小規模の橋梁の目地で、 両側面がコンクリート、金属の場合も適用できます。
*新設の目地でも適用できます。
*SMジョイントは伸縮装置ではなく、伸縮性のある止水材なので、 SMジョイント自体が荷重を支持するものではありません。
(輪荷重は、既設のジョイント、既設のコンクリートが支持します。)
*アスファルト面に入れる場合は、車両の通行が少ない箇所で適用できます。 その際には、幅は30mmまでとし、施工厚は、アスファルト下面から床版を伝って遊間に水が浸入することを防ぐため、舗装厚以上とします。

施工方法

  • 劣化したゴム材、不純物も除去した後、目地の側面に専用のプライマーを塗布します。
  • バックアップ材を挿入します。
  • 主剤、硬化剤、添加剤を混合した後,遊間部に充填します。
  1. 既設ジョイントゴム材撤去
  2. プライマー塗布
  3. バックアップ材設置
  4. 充填材料の混合攪拌
  5. 材料の充填
  6. 充填完了