工法の紹介

ゴム劣化取替工法
(SMジョイント)

劣化したゴムのみをを交換して
伸縮装置の止水機能を回復

SMジョイントは、橋梁伸縮装置の本体が健全でありながら、
止水ゴムの劣化により漏水が発生している箇所に有効な補修工法です。

劣化したゴム材のみを撤去し、伸縮性・止水性に優れた樹脂材を充填することで、
伸縮装置の止水機能を回復します。

伸縮装置がないコンクリート目地、新設の目地にも適用できます。

特徴

  • 既設伸縮装置を活かした補修が可能
  • 大型機械不要。撹拌機があれば施工が可能
  • 短時間の施工で、交通規制時間を抑制
  • 騒音・振動・建設廃棄物を低減
  • 地覆の垂直面にも連続施工でき、止水性を向上

このような場所で使用できます。

適用条件

目地の両側面が金属、コンクリート面で、規定の厚さ(車道・歩道では、設置幅の半分以上かつ35mm以上)で設置できる構造の伸縮装置に適用できます。伸縮装置がないコンクリート目地にも適用できます

適用対象とする伸縮装置のタイプ
■荷重支持型
 鋼製 簡易鋼製形式、ゴム製 ゴム+鋼製形式、ゴム製 ゴム製伸縮装置
■突合せ型
 鋼製、ゴム製

*既設の伸縮装置の種類によっては適用できない場合があります。現状の写真等を拝見させていただきます。随時ご相談ください。
*新設の目地でも適用できます。
*SMジョイントは伸縮装置ではなく、伸縮性のある止水材なので、 SMジョイント自体が荷重を支持するものではありません。
(輪荷重は、既設のジョイント、既設のコンクリートが支持します。)

施工方法

1 既設の目地材の撤去

 
既設のジョイントのゴムを撤去し、目地の側面を清掃。錆がある場合は、ケレンし、錆を落とす。
コンクリート目地で欠損部がある場合は、事前に補修しておく。

2 プライマーの塗布

目地の両側面に専用プライマーを塗布する。塗り残しが無いように気を付ける。

3 バックアップの設置

目地にバックアップ材を設置する。

ウレタンフォームのようなスポンジ状のものは、目地幅の2倍程度の幅のものを、半分に圧縮してきつく詰める。

ポリエチレン丸棒の場合は、目地幅より一回り大きな径のものを、圧縮してきつく詰める。

4 材料の攪拌

シーリング材の撹拌機を用いて、主剤、硬化剤、添加剤を攪拌する。

施工要領書に従って、指定の時間以上攪拌し、材料が全体にムラなく混ざるようにする。

缶の底の角、側面など、材料が混ざりにくいので、長いヘラでかき出しながら、攪拌する。

5 シール材の充填

攪拌が終わったら、目地にSMシール材を充填する。

ヘラなどを使って、空気が入らないように注意する。

表面を均して、表面保護のため珪砂を撒く。

車道においては、2~3時間程度で開放可能。