工法の紹介

MMジョイントDS型

MMジョイントDS型の特徴

MMジョイントDS型は、高耐久性の橋梁用、埋設型の伸縮装置です。

  • 快適な走行性
  • 高い防水性
  • 優れた耐久性
  • 容易な施工性
  • 優れた耐震性

材料には、APJ-150バインダー有機繊維を配合し、これに専用の骨材を組み合わせた弾性体です。したがって、本来の伸縮装置としての役割を果たすほか、弾性体であるので耐震性に優れた埋設ジョイントです。

構造

材料

性能評価

MMジョイントDS型の性能試験として、ホィールトラッキング試験チェーンラベリング試験すべり抵抗値試験を行いました。

有機繊維を配合したMM-DSのホィールトラッキング試験による動的安定度は、有機繊維を混入したことから基準値の3,000 以上となり耐疲労性が高く評価されています。

チェーンラベリング試験による摩耗量およびすべり抵抗値試験においてもそれぞれ、基準値を下回っています。

有機繊維を混入したMMジョイントDS型は、アスファルト舗装の基準値を全て満足していることから、耐疲労性が向上するものと考えら れます。

性能評価

施工フロー

  • MMジョイントDS型の施工フローは、不陸修正が「あり」、「なし」によって工法が異なります。
  • 「不陸修正なし」の場合は、旧ジョイントを撤去した後にMMジョイントDS型を設置します。
  • 「不陸修正あり」の場合は、MMジョイントDS型の設置前に、「EQM工法」による不陸修正を行う「EQM-J工法」 、EQM-J-G工法」を参照してください。