橋梁補修を新技術で未来へ繋ぐ

日本橋梁メンテナンス協会


日本橋梁メンテナンス協会は、

社会インフラの維持管理・補修技術の向上に努め、

橋梁の長寿命化に貢献するとともに、

未来世代によりよいインフラを引き継いで参ります。

ご挨拶

一般社団法人「日本橋梁メンテナンス協会」のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

現在、全国では約73万橋の橋が管理されています。しかし建設後50年を経過する橋梁は年々増加しており、それらのメンテナンスや長寿命化は喫緊の課題となっています。

平成26年に橋梁点検が義務化されてから、現在3巡目の点検が進んでいます。この間の点検で措置が必要とされた橋梁も、補修に至らず未着手となっている橋梁も多くあります。特に、財政状況が厳しく、人材確保も難しい地方公共団体ではその取り組みが深刻であり大きな課題となっています。

そのような背景から当協会は、橋梁の維持管理に関する技術の普及と発展及び経済的・持続的な補修工法の促進を目的に、施工業者・材料メーカー・専門技術者等により設立された協会です。

当協会では、具体的な工法として、低コストで容易に施工できる工法「ゴム劣化取替工法(SMジョイント)」の普及を推進しています。

「ゴム劣化工法」は、既設の伸縮装置全体を撤去・再設置するのではなく、止水部に設置されているゴム部のみを撤去し、止水性の高いシール材を充填する工法です。構造本体はそのまま活用するため、廃材の発生も抑え環境負荷も軽減されます。

特にコスト面では、従来の全面取替に対して約1/3以下程度の費用(約6万円/m)で止水機能を回復できることから、限られた予算をより多くの橋梁補修に回すことが可能となります。また大型の機械などは不要であり、特殊な技術も必要としないので容易に施工可能な工法です。

このため本工法の実績は年々増加しており、令和6年度に設計延長で約10,000m、施工実績で約5,000mに達しております。従来工法から本工法に切り替えた自治体では、工費の圧縮により年間予算で数百万から数千万円規模のコスト削減につながった事例も報告されております。

当協会では、低コストで信頼性の高い補修技術の普及に努めるとともに、持続可能なインフラ維持管理の実現に寄与し、社会的貢献を果たして参る所存です。

引き続き関係各位の皆様には、ご指導・ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 一般社団法人 日本橋梁メンテナンス協会

代表理事 板垣正幸

工法の紹介

ゴム劣化取替工法
(SMジョイント)

MMジョイントDS型

荷重分布型ジョイント

EQM-J工法

EQM-J-G工法
(不陸修正40mm以上)

EQM工法

取替RC床版
(取替RC-O)

EQM-G-K工法
(ボックスカルバートの補強 )

RC部材のひび割れ補修

コンクリート部材の強度測定法

柱状サンプル採取法による診断

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